ある村をくるまで通り過ぎたとき、その風景に出会いました。田んぼの稲刈りはほとんど終わり、はざ掛けの美しい風景が途切れたときに、白いものが目に入ってきました。それも、とてつもなく数多く。
こんな感じです。はじめは、白鷺の大群がいるのかと思いました。
ヤギです。それも数十頭のヤギ、縄につながれていません。放牧状態です。みな、一斉にともかくひたすら草を食べています。どのヤギも休んではいません。ひたすら草を食んでいます。
この写真を撮った近くの食堂で、おばさんに聞いたところ、「あぁ、あれはヤギで雑草対策しているグループが持ち込んだのよ」「?」「持ち込んだ?」
夜には、車でヤギを集めて、小屋へ運ぶそうです。電気柵でまわりを囲んであるので、逃げ出さないということでした。
ポスティング中でしたら、チラシを隠すところですが、(どこかのブログでもありましたね)幸い、ポスティング中ではありませんでした。ポスティングの仕事の大敵は犬というのが定番ですが、農村地帯ではヤギが大敵になるかも知れません。
「気を付けよう、吠えるイヌと 食べるヤギ」
ポスティング川柳がひとつ出来上がりました。