今年は、さまざまな意味で思い出深い年になりそうですね。
9月の初めに近所のスーパーに行くと、秋の味覚、さんまが1尾600円で売られていました。10月のはじめになって、やっと1尾200円ほどに落ち着いてきました。
我が家では、毎年秋に炭火で焼く、さんま焼きパーティを開催しています。これが好評で、近所の若者たちが数人遊びに来ました。
新鮮なさんまを仕入れてきました。今年は高級魚の仲間入りです。
これを七輪で炭をおこして、網の上でやくと煙がもくもくとたちます。
いい焦げ目がついてきました。
さんまの油がしたたりおちて、炎があがります。
きれいに盛り付けると出来上がり。高級魚の風格がでています。これを美味しくいただきます。はらわたも苦みがあり、おいしいです。
ふと、高校生のころに習った昭和の詩人、佐藤春夫の詩がよみがえってきました。
「さんま、さんま、さんまにがいか、しょっぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。」
(#ジプリで学ぶ秋の味覚~ジプリの画像を拝借しました)