先日、東京でアオキホールディングス会長の青木廣憲氏の講演を聞く機会がありました。
ビジネススーツ専門店として、「紳士服のAOKI」を全国展開しているので、みなさん、ご存知ですよね。郊外型紳士服店では、洋服の青山と双璧を期していますね。青木会長は、長野県長野市篠ノ井で「洋服の青木」を創業して、一代で年商2000億円近い全国的なチェーンストアに育てられました。最近では、カラオケのコートダジュールや結婚式場など事業を多角化されています。
その講演会には、400人~500人ほどが参加していましたが、テーブルの上には大きな紙袋が置いてありました。それをよっこいしょと机の下において、講演をききました。講演の内容は内容で大変刺激的で面白い話でしたが、その中で「今日ご参加いただいた方は、机の上にあった紙袋を持ち帰ってください。」と言われるので、初めて中身をのぞいてみてびっくりしました。
青木会長の著書「何があっても、だから良かった」 1620円相当
DVD「親子で学ぶ人間の基本」全12巻 3万円相当
サプリメント「フルパワー10」30袋 8800円相当
この3つが入っていました。これが、400人~500人にプレゼントされるとは・・・。太っ腹ですね。さすが、一流企業の一流経営者は違う・・・と感じてきました。小出しに出すとか、コスパを考えて出すとかではなく、スパッとすべて出す、というのは事業への心意気を感じます。
ちなみに、私がでた講演会の入場料は無料でした。それなのに、こんなにいただいていいのですか?こんな風に考えてしまうようでは、私もまだまだ人間力の修業が足りないようです。