みなさん、こんにちは。まかせてグループ代表の村松大輝です。
いきなりですが、ひとつ質問させてください。
「一枚のチラシが、人の人生を変える」——そんなこと、本当にあると思いますか?
先日、私はその”生き証人”に出会いました。
その話は、この記事の後半で。
まずは、すべての舞台となった一日からお話しさせてください。
「経営計画発表会」という、私たちの文化

先日、当社は第29期経営計画発表会を、自社で運営する南松ホールで開催しました。
経営計画発表会は、新しい期のはじまりに社長の想いと経営ビジョンを共有し、
社員全員のベクトルを合わせる、私たちが何より大切にしている文化です。
社員一人ひとりが当事者として、自分の目標と行動計画を、自分の言葉でプレゼンする場でもあります。
そして去年からは、思い切って株主の皆さま、お取引先の銀行さま、協力パートナーの皆さま、
そして特別ゲストをお招きし、「社内イベント」から
「社員全員でステークホルダーにプレゼンする場」へと進化させました。
しかもステークホルダーをはじめゲストの方には、どの発表が良かったか投票してもらうので
単に受けるだけでなく全員参加型の発表会になっています。


なぜ、わざわざ社外に向けて発表するのか。
それは、外に語ることが、自分たちを見つめ直す最高の機会だからです。
この1年、私自身も数えきれないほどの交流会で自社を紹介してきました。
その度に「他社にはない、当社の強み・価値観・理念とは何か?」を自問する毎日でした。
人前で語ることは、振り返り、腑に落とす
——最高のトレーニングになると感じました。


点と点は、つながる
かの有名なスティーブ・ジョブズが伝説のスピーチで語った、
「点と点は、あとからつながる(Connecting the dots)」という言葉があります。

Steve Jobs – 2005 Stanford Commencement Address (Enhanced to HD/1080p) / Steve Jobs Archive
まさに、と思うのです。
実は私、以前は少しだけ舞台の世界にいました。
正直なところ、その経験がペーパー・シャワーズで活きる日が来るなんて半信半疑でした。
けれど——振り返ってみると、映画館での経営計画発表会、社員みんなが発表する機会
一般の方を巻き込んだポスティングのコンテストも、
エンタメの現場を知っていたからこそ生まれた発想です。
点が、つながった瞬間でした。
今までやってきたことが無駄ではなかったと思えました。
これからも当社のサービスやイベントを”エンタメ”にしていきたいと思っています。
特別ゲストは、松本山雅FC・小澤代表

松本山雅FC 小澤代表
今年の発表会では、第28期の振り返り、第29期の目標、10年ビジョン、
そして社員一人ひとりの目標・行動計画を発表しました。
そして特別ゲストとして、松本山雅FCの小澤代表にお越しいただき、特別講演をいただきました。
お忙しい中、当社のためにスライドまで作り込んでくださり、本当に熱い、心揺さぶるご講演でした。

松本山雅さんと当社は、理念も価値観も驚くほど近い。
コーポレートカラーが同じグリーンであることにも、勝手に親近感を覚えています。
私たちはチラシを「種」、
ポスティングを「種まき」と捉えています。
農家が畑に種をまくように、地域に情報の種をまく
——だからこそ、農業を思わせるグリーンを選んでいるのです。

小澤代表がよく口にされる「変化を恐れない」という言葉。
これは当社が大切にする価値観そのものでした。
第28期、私たちは「伝統と革新」をスローガンに掲げ、
28年積み重ねてきた配布品質と配布パートナーとの信頼、
そしてポスティングという核は守りながら、時代に合わせて45を超える施策を実行。
ポスティング業界でもトップレベルのDX化を成し遂げたと自負しています。
そしてもうひとつ。
当社の理念は「変化を恐れない」ではなく、その一歩先「変化を歓ぶ」。
この言葉が小澤代表にとって大きな発見だったと、嬉しいお言葉までいただきました。
小澤代表の講演テーマは、
「心が震える瞬間にどれだけ出会えるか」「仕事の意義」「スポーツで世界を変える」。
会場の私たち全員の心が、確かに震えた時間でした。


そして、運命のチラシ
ここで、冒頭の”生き証人”の話に戻ります。
当社が掲げ続けている言葉、「一枚のチラシが、人生を変えることもある」。
お預かりしたチラシを通じて、地域の方の人生を豊かにすること。
それが私たちの使命です。
講演のなかで、小澤代表がこんな話をしてくださいました。
「松本から地元の神奈川に帰ろうと思っていた、まさにその矢先。
自宅に入っていた一枚のチラシがきっかけで、松本で家を建てることになり、永住を決めたんです」
——その、チラシ。
当社が配ったものでした。
私たちのスローガンを、まさに体現してくださっていたご本人だったんです。
この事実を知ったとき、胸がいっぱいになりました。
小澤代表、「人生を変えた運命のチラシコンテスト」には、ぜひご応募を(笑)。

みんなでOne Soul!
ありがとうございました!!
10年ビジョン ——「街の健康寿命を、+1年」

そしてこの日、私たちは10年ビジョンを発表しました。
当社が出店する街の「健康寿命を+1年」にする。
実はこれ、机上で考えたスローガンではありません。
700名近い配布パートナーの皆さまへのアンケートから見えてきた、
一つの気づきから生まれたビジョンです。
正直に言えば、地方でのポスティングは、ガッツリ稼げる仕事ではありません。
それでも当社には、10年以上も続けてくださっている方が3分の1以上いらっしゃいます。
なぜか。理由の大半が、こうでした。
– 「体力がついた」
– 「健康診断の結果がよくなった」
– 「疲れにくくなった」
– 「20kg痩せた」
——すべて、健康にまつわる声だったのです。
私たち地方のポスティング会社は、知らず知らずのうちに
「街の健康寿命を延ばす」ことに貢献している。
そう確信できた瞬間でした。
「業者」から「健康プラットフォーム」へ
ポスティングという仕事は、これからの時代にこそ必要です。
ネット広告が得意とするのは、「すでに認知し、興味を持っている層」へのアプローチ。
けれどその下には、「まだ知らない。でも、知るきっかけさえあれば買う層」が、静かに眠っています。
そこに直接、確実に情報を届けられるのがポスティングです。

デジタル・AI時代に多くの紙媒体が姿を消すなか、ポスティングの需要は微増ながらも着実に
広告媒体としての確固たる地位を築きつつあります。
だからこそ私たちは、こう宣言しました。
「配布業者」から「広告代理業」へ。
そして、地方都市の健康を支える「健康プラットフォームビジネス」へ。
大きなビジョンです。
けれど、5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上の超高齢化が進む日本で、
社会課題の解決の一翼を担える、意義ある仕事にできると本気で信じています。
この想いに共感し、伴走してくれる社員、そしてビジネスパートナーの皆さまと一緒に、
必ず実現していきます。
「非情のベル」と、社員たちの本気
当社の発表には、持ち時間があります。時間を超えると鳴り響く、その名も「非情のベル」笑
想いが強すぎるあまり、時間切れになってしまう社員が続出しました。
でも——嬉しかったです。
当事者意識と信念を持って、自分の言葉で熱く語る社員たちを見て、
これからのペーパー・シャワーズが、我ながら本当に楽しみになりました。
ステークホルダーの皆さまからも、胸が熱くなるお言葉をいただきました。
「数字でしか見えなかった実態が、社員さん一人ひとりを拝見したことでつながった。とても有意義な時間でした」
「ペーパー・シャワーズさんは、この売上でおさまる会社じゃない。もっともっと伸びますよ」
「チャレンジし続ける姿に、感銘を受けました」
28年目の、スタートアップ
ペーパー・シャワーズには28年の歴史があります。
それでも私は、スタートアップのような風土と行動力が、今まさに育ちつつあると感じています。
社員一丸となって、10年ビジョンと第29期の目標へ。
街の健康寿命を、+1年。 その実現に向けて、これからも全力で伴走してまいります。
引き続き、まかせてグループを、どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 村松大輝




