横浜は青春の街、刺激的なつり革。

2024

12.04

私は、サラリーマン時代、横浜で約10年間働いていました。孤独な独身時代を経て、バブルがはじけたころに結婚して子育てしていました。その後、長野県松本市で創業して、約10年ほどは余裕がなく、横浜に行くことはなかったのですが、サラリーマン時代の同僚の死により、横浜の地を再び踏むことになりました。

不思議な縁です。いまでも、年に何回かは、横浜へ行く用事がありますが、必ず、同僚のお墓参りを兼ねていくことにしています。同僚は、横浜のある主要駅から徒歩3分の霊廟ビルの中のお墓に眠っています。参拝料を支払ってボタンを押すと、自動エレベーターにのって、遺影が現れるという、現代的なお墓です。

さて、今回の横浜行きの前に、山梨県韮崎駅でこんな風景を見ました。

白鷺がショッピングセンターの上に、行儀よく止まって羽を休めています。不思議なことにほぼ、等間隔ですね。行儀がいいですね。

 

横浜に着いて、山下公園を散策しました。私が20代に飛び込み営業しながら、時々?休んでいたベンチもありました。ふと海辺をみると、こんな風景に出会いました。

かもめが、これまたほぼ等間隔で氷川丸の錨のくさりの上に止まっていました。

よく京都嵐山の鴨川河川敷や、横浜みなとみらいの防波堤に、夜になるとカップルが自然に等間隔に座るというようなことが話題になります。人間や鳥は、本能的に等間隔に同じような行動をとってしまうのでしょうね。

私は、横浜でのサラリーマン時代3回ほど引っ越ししました。結婚して初めて住んだアパートは、相鉄線沿線にありました。今回、久しぶりに相鉄線に乗りました。懐かしいです。

懐かしい電車です。毎日、通勤していた電車です。

何か変!

つり革が・・・・

ひとつだけ、違う。猫耳カチューシャのようなつり革・・・・。

突然の、和を乱すこの不協和音。しかし、なぜか、上等なセンスと遊び心を感じるこの異質な空間。私は、電車を降りてから、ほかの車両でも同じ位置にこのつり革があるのかと、思いましたが、他の車両にはあったり、なかったりと・・・猫耳カチューシャつり革の法則性を見つけることはできませんでした。

恐るべし、相鉄線のセンス。

こんな遊び心満載な街で、青春時代を過ごしたんだなと思ったら、楽しくなってきました。

同僚への墓参りのおかげです。

そういえば、こういうセンスや遊び心が大好きな奴だったなぁ。

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