今月になってぐっと多くなってきた3.11関連のニュース。みなさんもなにか思うところがあると思います。
2011年3月11日(金)、午後2時46分に何をしていましたか?
当社では、ちょうどその時、幹部社員が長野県松本市の会計事務所に集まって会議中でした。議題は、2011年度の経営計画書の作成でした。1分を超える振動にただならぬ地震であったことは、想像できましたが、会議は続行しました。その後、17時ころから本社(当時は、松本市)に移動して、慰労会でした。
テイクアウトで、大皿料理を頼んであったので、立食パーティという段取りでした。ところが、そのころから、携帯のニュースやラジオから流れるニュースが、ただならぬ状況になっていました。
お酒を飲みながら、立食パーティという雰囲気ではなくなり、早々にお開きにして、皆自宅へ直行しました。たぶん、それからは社員の皆さんは、自宅でテレビから流れてくる東北地方のニュースにくぎ付けになったことでしょう。
私も家に帰ってから、テレビの映像を見て、信じられない!という感じでした。同じ日本で起きていることとは信じられない光景でした。
翌日、3月12日(土)早朝3時59分ころには、長野県北部地震が発生しました。長野県栄村では、震度6強を観測し、死者3名、けが人数十人を超えました。
あれからもう10年、まだ10年、当社の社員もかなり入れ替わったなぁと、感慨深いものがあります。
会社も、経営計画書の作成も、続いていることは、変わりありませんが・・・。
当時、東北地方で懇意にしているポスティング会社がありました。その会社がどうなっているのか?連絡もつかず心配しました。
数日後、やっとのことで、その会社の社長、常務と連絡がとれました。会社名は、㈱アオバヤさんといいます。
当社と㈱アオバヤさんは、東日本大震災をきっかけとして深くお付き合いをさせていただくようになりました。
(つづく)