松阪の町を歩いてきました

2024

11.07

松阪牛で有名な、三重県松阪市へ行ってきました。日本ポスティング協同組合の経営者勉強会があったからです。初めていく街なので大変楽しみにしていました。

どんな街なんだろう、人々はどんな生活しているんだろう、どんな言葉(方言)をしゃべるのだろう、と新しい街に行くのは、いつもわくわくです。勉強会の前に、街を歩いてみました。

松阪商人という言葉もあるくらい、東西の商人が行きかう元気な街だったようです。三井財閥につながる三井家発祥の地だったんですね。趣のある建物が多い歴史のある街でした。 

生け垣がきれいに整備されている街並みです。松阪城という城跡がある城下町なのですね。御城番屋敷(重要文化財)という長屋がありました。長屋です。つまりポスティング会社的にいうと集合住宅です。

松阪城跡からみるとこんな感じです。

民間所有の重要文化財なのに、人の気配、普通に人が住んでいます。

一部屋だけが、松阪市が借りて内部を公開していました。時代劇にでてくるような土間や畳間がありました。管理人のおじさんに聞くと、「ここは、藩主直属の家臣20人の屋敷として文久3年(1863年)に建築されました。いまでもそのご子孫が住んで普通に日常生活を営んでいます。空き部屋になった数軒の部屋は、一般市民に貸し出しています。人気が高く何人も空くのを待っています。全国でも重要文化財に住めるのは、ここだけだと思いますよ。」

ということでした。確かに、生け垣の間には、赤いポストや自転車が見えて、こどもの笑い声も聞こえていました。

すぐに下世話なことが頭に浮かび、管理人のおじさんに聞きました。

「ちなみに、お家賃はいくらなんですか?」

管理人「いくらだとおもいますか?2部屋あって、トイレやキッチンは今風にリフォームされています。車1台分の駐車場もついています」

「う~ん、・・・」

「8万5千円くらい?」

管理人「おっと、いい線ですね。正解は8万円です」

重要文化財の管理人のおじさんとこんな会話ができて、大満足でした。そうか、8万円で重要文化財に住めるなんて、最高ですね。松阪のひと、うらやましい。

宅配便のくるまが、普通に重要文化財の前に停まって、配達していました。

こんな街並みでポスティングしてみたい!

 

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