○○の星物語-5・・・二期生の野菜づくりは農家顔負け(最終回)

2024

04.18

3年に渡ったコロナ禍では、他人とマスクなしで会話することや、日常生活空間からの移動が厳しく制限されました。しかし、今考えるとコロナ禍があったからこそ、出会えたというような人の例が皆さんにもいくつかあるのではないでしょうか?私の身近に起きたそんな物語を連載しています。今回は連載5回目最終回です。

 

○○の星物語-5・・・二期生の野菜づくりは農家顔負け(最終回)

 

○○の星一期生が、人事異動で他の地域へ引っ越していきましたが、かろうじて残ったひとりの青年(B青年と呼びましょう)が中心になって、二期生の活動が始まりました。なぜか、二期生は女性が多く、野菜の作り方も本格的になってきました。

ミニトマトやなす、ズッキーニ、ニンジン、ピーマン、とうもろこし、さつまいもと農家顔負けの資材を使って本格的に農業していました。

こんな感じです。

 

ミニトマトやなす、しその葉など

 

 

 

カラーピーマンにズッキーニ、とうもろこしなど

 

 

 

コロナ禍になって3回目の晩秋の11月のある土曜日、収穫祭をやるので、炭やコンロを貸してほしいと言われ、私たち夫婦も招待されました。目の前に畑が広がる例の小屋の前で、炭火焼きバーベキュー大会でした。この日は、最初に我が家にやってきた一期生A青年も異動先の街からはるばるやってきました。一期生と二期生の交流の場のようでした。

 

夜遅くまで焚火をかこんで語り合っている青年たちのエネルギーは、すごいなぁと感心してしまいました。私にもこんな青春があったなぁ、むかしを思い出します。

 

 

今春も二期生のB青年がちょくちょく畑に顔を見せ始めました。これから、どんな出会いがあるのか楽しみです。B青年は、今年は異動がなかったとほっとしていましたが、来年は分からないと言っていました。二期生のみなさん、今のうちにたくさん野菜をつくって楽しんでくださいね。

私たち夫婦も、下宿屋の夫婦の気持ちで、遠くから見守っていきたいと思います。

 

3年間にわたるコロナ禍は、私たちに大きなストレスを与えましたが、そんな中でも新たな出会いがはじまり、新しい一歩を踏み出す青年たちがいました。そして、そんな青年たちをみて、日本の将来はたくましく、明るいと感じることができました。

5回にわたる連載は、今回でいったん終わりとします。また連載できる日を楽しみにしてください。読んで頂き、ありがとうございました。

ページ上部へ戻る

お電話でのお問い合わせ