先日、お客様と商談していたところ、「うちは、古民家なので、今年カメムシがたくさんいて困っている」というお話がでました。実は、わが家でも今年なぜか、カメムシが多くでておかしいなぁと思っていました。そこで、カメムシ談義で大盛り上がりしました。ポスティングのお話よりも、カメムシのお話のほうが盛り上がる商談というのも、珍しいですね。
カメムシ・・・私の地方では、へくそむしともいいます。危険を感じると、あの特有のくさ~いにおいを出して威嚇してきます。あのにおいが、服や寝具につくとかなり不快に感じます。
私の家だけの特有の事態では、なかったと思いほっとしました。そこで、地域の人にも聞いてみると、皆、「今年はカメムシの異常発生だ」といっていました。「歯ブラシをとって、歯を磨こうと思ったら、カメムシがついていた。」「ふとんを干して、夕方家にいれたら、カメムシが何匹もついてきた」「夜、カメムシが部屋の中を飛び廻って眠れなかった」などの証言も得られました。
どうやら、今夏の猛暑の影響らしいです。普通は、夏に大量発生するようですが、今年は、秋まで夏日がつづいたために、秋になって大量発生したようです。
ほかにも虫などから季節をうらなう行動を探してみました。
「ハチの巣が屋根裏などの、家の奥深くにつくられていた」・・・わが家では、真夏の頃から足長バチが頻繁に家のまわりを飛ぶようになっていました。専門家に見てもらったところ、屋根裏に大きな巣が出来ていました。9月に専門家の方に、駆除してもらいました。その際のお話では、ハチは「今年は暑くなりそうだ」と予想すると家の奥の方に巣をつくるそうです。確かに、軒先などでは今年はハチの巣を見ることがほとんどありませんでした。
専門家の方は、ハチの巣の場所をみれば、その年の暑さの加減が分かると言っていました。
「カマキリの巣が高いところにあると、冬に大雪が降る」・・・有名な話です。しかし、今年はカマキリやその巣を見ることがほとんどありませんでした。カマキリでさえ、今夏の暑さに耐えきれずに草陰に巣をつくることができなかったのではないでしょうか?そういえば、へびもほとんど遭遇しなかったですね。虫などの生き物も今夏は、屋外?へでることは危険を伴う行為だったと思われます。
もしかしたら、全国各地でくまの被害が大きくなっていますが、これも今夏の猛暑の影響も要因かも知れません。
ポスティングと猛暑、ポスティングと昆虫、猛暑と昆虫、これらの関係性についても、考えて・・・・・・いきたいです。