当社本社がある飯田市の中心、JR飯田駅が開業100周年を迎えました。記念式典と、一部待合室のリニューアルが行われたそうです。
私も高校1年生の時には、大変お世話になりました。毎日飯田線に30分ほど揺られて高校に行っていました。(ちなみに、高校2年からは、原付バイクで通っていました)
飯田駅舎は、りんごのイメージした赤いアーチ型が特徴です。中心市街地にりんご並木があるからでしょうか?また、街中いたるところに、人形のモニュメントがあり、毎年8月には国内最大級の人形劇フェスティバルが開催されます。近年は、JR飯田線は、秘境駅があるということで秘境マニアをはじめ多くの観光客が訪れるローカル線になっています。
飯田駅の待合室には、飯田丘のまちフェスのキャラクター「なみきちゃん」と、
飯田線公認キャラクター「してぐりメロちゃん」が紹介されていましたが、よくは知りません。
数年後には、飯田駅から5KMほど北に行ったところに、リニア中央新幹線「長野県駅」ができる予定です。飯田線とは、接続しませんが、大きく街が変わることでしょう。
飯田市のある伊那谷に、鉄道を敷いた功労者は、伊原五郎兵衛さんという方です。駅の近くに記念碑がたっています。たいへんな苦労をして、周囲を説得して、鉄道を敷いたそうです。
伊原五郎衛さんも、100年+α後にリニア新幹線が飯田を通り、長野県唯一の駅ができるとは思っていなかったでしょうね。ホームの待合室もリニアバージョンになり、駅構内の観光案内所にもガラスに大きくリニア新幹線が描かれています。
ともかく、飯田駅が100周年を迎えられて誠におめでとうございます。
当社も100周年を迎えることができるような会社として、時代に沿った経営に心がけ、存続していきたいと思います。
(注意)飯田線を運行している事業主体は、JR東海です。東海道新幹線もリニア中央新幹線も、JR東海です。ひとつの県にJR東日本とJR東海が混在しているというのも珍しい?ですね。伊原五郎兵衛さんが起こした「伊那電車軌道」から、「国鉄」になり、その後「JR東海」へと歴史とともに、伊那谷の鉄道事業も大きく変化してきたのですね。