むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをゆかいに
ゆかいなことをいっそうゆかいに
作家 井上ひさし
作家、劇作家、放送作家の井上ひさしのことばがいま、まかせて長野の事務所前に掲げられています。
このコトバにであったとき、偉大なひとはわかりやすく短いコトバで伝える天才だなと感じました。
会社の経営理念や目標なども、「むずかしいことをやさしく~~~~ゆかいなことをいっそうゆかいに」できればいいなと思います。それができれば、偉大な経営者と呼ばれるのではないでしょうか?
民事再生で一度は破たんした日本航空JALを2年ほどで完全復活させた名経営者である稲盛和夫氏が、記者会見で、私がやったことは、「入りを図りて出ずるを制す」だけと謙遜して短いことばで経営の本質をついていたことを思い出しました。
ちなみに、当社の20代の女性社員に、さすが井上ひさしのコトバはいいねと言ったら、井上ひさしって誰ですか?と返事。時代は、どんどん移り変わってきています。稲盛和夫だって説明しなければならないでしょうね。