昨年の総決算!社員との会食風景。その2

2024

01.12

あなたは、1年に何回昼食をとりますか?1年365日だとすると、普通、人は、365食の昼食をとることになります。会社に出勤している日が1年に250日ほどだとすると、あなたは出勤時には、どんな昼食時間を過ごしていますか?
この時間の過ごし方の積み重ねが、意外と仕事に響いてくるのです。

私の場合は、立場上、会社では社長ということになりますが、なるべく社員と昼食(時には夕食)をとるようにしています。美味しいものを食べているときは、会話が弾みますし、コミュニケーションが深まり、良いアイディアが生まれます。

そこで、2017年総決算。社長の昼食+夕食風景10連発のつづき(その2)をお届けいたします。(一部お客様との会食)

 

⑦会話が弾む日本蕎麦屋さん

遠方より、お客様が見えました。こういう時には、高級なお店より、その土地にしかないレアなお店にご招待しております。長野県の場合、高級ステーキ屋さんへ案内するよりも、珍しい蕎麦屋さんへ案内したほうが、断然喜ばれます。

こちらの日本蕎麦屋さんは、人里離れた山の中腹にぽつんとあります。古くからあった農家の蔵を改造しておりますが、内装は外国人に喜ばれそうな、純和風なお店です。しかし、ともかく料理がでてくるのに時間がかかる、そばの量が少ない、そのうえ値段が高い、・・・というお店です。

他にお客様がいないのに、注文してからそばがでてくるのに30分を超えたことがあります。それでも、私はここにお客様を案内します。それは、美味しいから、そのうえ、景色が絶景だからです。料理がでてくる時間も会話が弾む貴重な時間と思えば、苦にはなりません。ベランダにでて、絶景を堪能しながらひたすら待ちます。経営している若いご夫婦のこだわりは、いたるところにでています。それが楽しみなんです。

 

⑧すごい昭和な焼き肉屋さん

長野県では、珍しいそば屋さんが喜ばれますが、この町では、焼き肉屋さんへお連れすると喜ばれます。その例です。

このお店では、牛、豚、羊、鹿、猪などのレアな部位がいろいろとあり、通ごのみです。ところで、この男性が持っている袋はなんだと思いますか?

 

実は、この袋の中には、男性の上着が入っています。こちらの焼き肉屋さんは、昭和そのもののお店。店内は、焼き肉の煙でもうもうとしています。無煙ロースターなんて無縁です。えへん。

それで、着ているものに焼肉のにおいがついてしまうのです。そこで、このごみ袋?がお店から配られ、お客様はこのごみ袋に上着を入れて、用意された(紙製ではない本物の)エプロンをして焼き肉に励むのです。分かります?この昭和レトロな感覚!現代では、それがまた人気を呼び、お客様がどんどん入っています。観光マップにも必ず載っている名店です。

⑨昭和レトロなら負けません、ガラクタ屋?食堂?居酒屋?不思議なお店です

 

      

丸形ポストの上に、猫が気持ちよさそうに寝ています。猫はぬいぐるみです。犬は、蓄音機を聴くビクターの犬だったのでしょうか?

 

カウンターと畳のこあがり一面、上から下まですべて昭和レトロです。すべて本物。

 

銭湯ののれんのむこうにも客席があります。決して、女湯を覗いているわけではありません。店内ディスプレイです。

トイレのドアは・・・

なんと、1964年の東京オリンピックのポスターが張られているところが便所の入口です。すべて本物の看板、ポスター、旗などが使われています。

料理はというと・・・

 

和風、洋風、中華となんでもそろっています。食後のデザートも、コーヒー、パフェ、プリンとなんでもあります。あまりにも内装とミスマッチですが、連れて行った社員の皆さんには喜ばれています。「このお店一度入りたかったんだけど、一人では入る勇気がなかった、社長に連れられてきて良かった」と喜ばれています。横浜から田舎の町に越してきたご夫婦が10年ほど前から始めた、昭和レトロ食堂&居酒屋でした。決して、ガラクタ屋ではありません。

⑩農家の軒先、肉そば屋さん

そのお店は、幹線道路から入った農家の敷地内にあります。こんな感じの農業用ハウスの隣の小さな小道を進んでいきます。

ちょうど、地域の特産である干し柿を農家の方が天日に干していました。その先に、そば屋さんが見えてきました。普通ではありえない場所に最近オープンした肉そば屋さんです。農家の若主人が、広い敷地の一角で一発奮起して始めたお腹いっぱいになる肉そば屋さん。

日本そばを、大きな鶏肉が入った温かいツユにくぐらせて食べます。この日は、かき揚げをトッピングでつけました。完成度高いのに庶民的、おしゃれ、隠れ家的・・・、若い恋人たち、工事現場で働く人たち、サラリーマン、農家のおじさんおばさん、いろんな人たちの社交場になっている感じです。

連れて行ったお客様、社員がみな満足してくれます。その後、通い続けるリピーターが増えています。

 

ふぅ、

なんとか2回に分けて、10連発ご紹介できました。

子育て中のことばとして、食育ということばが使われます。しかし、社会人になっての会社人生においても食育は続いているような気がします。

毎日なにげなく食べている昼食にも、変化を持たせて、なるべく誰かと一緒に食べにいきましょう。そこでのコミュニケーションの積み重ねが、人生に楽しみを与えてくれます。

本年も、当社の社員の皆様、社長のお誘いにぜひ、快くお付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 

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