台風19号の被災地を行く(ご報告)

2019

10.26

台風19号による甚大な被害が東日本の広範囲におよんでから約2週間がたちました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。いまだ多くの方々が、避難生活を余儀なくされています。早く、日常生活に戻れますようにお祈り申し上げます。

この間、当社本社および各事務所へ各地よりお気遣いのお電話・メールなどを多数頂戴いたしました。誠にありがとうございました。まかせて長野・上田・佐久とも、通常どおりの営業ができるようになりました。先日、被災地をまわってきましたので、ご報告いたします。

①千曲川にかかる上田電鉄別所線の鉄橋崩落現場(上田市)

ごらんのとおり、赤い鉄橋が崩落したままです。朝早くから河原には、重機が何台も出て、復旧活動をしていましたが、この赤い鉄橋は、手付かず状態です。

 

よく見ると、この赤い橋をみて、ぼっとしている人をここかしこで見かけました。上田市民の方々にとって、象徴ともいえる上田別所線の千曲川にかかる赤い橋が崩落したのは、かなりショックだったということが良く分かりました。なんとも言えない喪失感が感じられました。

 

実は、当社まかせて上田の事務所は、この千曲川沿いの堤防沿いにありました。2001年から2007年ころの話です。

↑この写真の左の白い建物が、以前のまかせて上田の事務所でした。私が最初に上田に来て開いた事務所でした。いつも、千曲川や別所線の赤い鉄橋を見ていたことを思い出しました。当たり前の風景でした。それが、今では当たり前でなくなりました。上田別所線は、全線開通のめどはたたず、バスによる代行輸送になっています。

②千曲川堤防決壊による水害地帯(長野市穂保地区)

テレビニュースで繰り返し放送された千曲川堤防決壊の映像が頭を離れません。2011年の東日本大震災の大津波が海岸添いの堤防から打ち寄せる映像とそっくりでびっくりしました。長野県は、津波はこないから大丈夫なんて思っていましたが、千曲川の堤防が決壊するとこんなことになるとは・・・・。

長野市穂保地区です。長野市中心部とは別世界になります。国道沿いのお店や事務所は、社員やボランティアの人たちがたくさんでて泥かき、災害ごみの片付けを行っていました。細かな土埃がいっぱい飛んでいました。

国道から農村地帯に入ると、一面に広がる、りんご畑は、壊滅的な被害です。このあたりは、水深3mを超えていた地域です。

 

千曲川堤防決壊場所の近くの公園には、災害ごみが山と積まれていました。

こちらの地域は、まだまだ復旧の道は長いみちのりになると思われます。住宅の被害も甚大でした。

③交通と物流の状況

10月19日(土)には、土砂崩落で通行止めになっていた中央道の大月から相模湖の間が開通しました。おかげで、山梨県・長野県からの東京方面の高速バスの運行が再開されました。25日(金)には、北陸新幹線が東京から金沢まで全線が開通しました。28日(月)には、松本から新宿を結ぶ中央本線の特急あずさが運転再開する予定です。やっと交通と物流の大動脈がすべてつながります。

滞っていた物流も、徐々に解消されてきています。日常生活には、困らない状況です。

 

10月26日現在、台風21号の影響による大雨で、千葉県や茨城県、福島県、宮城県などでは、再度大きな被害がでております。台風19号の被災地にも水害の2次災害が危惧されています。皆様のところでも、十分気を付けてお過ごしください。

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