先日、母校(中学)の文化祭へ行ってきました。三男の通う学校です。実は、私が40年ほど前に通っていた母校でもあります。自宅から歩いて、約50分から1時間、二つの峠を超えて毎日歩いた道です。同じ道を我が子が歩いて通っているのは不思議な感覚です。
自宅を出て約10分後に越える一つ目の峠です。柳のような大きな桜の古木があり、春には見事な花を咲かせます。
しばらく行くと、警官が立っている四つ辻があります。こちらの警官は、雨の日も雪の日も学校が休みの日もここに立っています。40年間立っています。
あれ、最近顔が変わりましたね。目もぱっちりとして。少し身体の節々が痛そうですね。
ここが2つめの峠。うっそうとした林の中の一本道を下ります。そうすると・・・・、
やっと中学に到着します。これだけ毎日歩くと足腰が鍛えられます。最近の子供達は親が送り迎えしてくれているので歩いている学生をあまりみません。
40年前の景色とほぼ同じ。警官も同じ。これほど時間が止まっているところが日本にまだ残されているとは・・・。来年、我が中学の同窓会が1泊であるそうです。今から楽しみです。我が子が大きくなって故郷にもどってくるころには、この2つの峠と警官はどうなっているのでしょうか?ところで、文化祭はどうだったかって?涙、涙で感動でした。(省略)