カテゴリー別アーカイブ: 社長ブログ

2024

03.30

山梨県のラジオ放送局YBS(山梨放送)主催の、1ミニッツストーリーCMアワードに当社もエントリーさせていただきました。

協賛企業のラジオCMのストーリーを考えて一般から募集しておこなうコンテストです。YBSの当コンテストの特徴は、1分間という長さです。ラジオCMは普通は20秒ですので、本物の想像力とストーリー性が試されることになります。将来広告業界やCMプランナーなどの職に就きたい人の、登竜門的な位置づけになっています。

3月28日(土)のYBS特別番組でコンテストの結果発表と、ラジオCMの披露がありました。私も、長野県からラジコで聞かせていただきました。しばらくの間は、タイムフリー機能を使えば、視聴することが可能です。

そして、まかせてグループ(当社㈲ペーパー・シャワーズ)のCMには、約200件を超える応募があったことを知りました。その中から優秀賞に輝いたのが、

埼玉県の中澤弘さんの作品「ポチポチ」でした。

直接お会いしたことはありませんが、埼玉県の中澤さん、素敵な作品をありがとうございました。そして、優秀賞おめでとうございます。

また、このようなラジオCMを通した出会いの場をいただきましたYBSさんにも感謝を申し上げたいと思います。

特別ラジオ番組のなかで、アナウンサーと特別審査員のCMプランナーのお二人の会話が大変参考になりました。当社のラジオCM課題は、「ポスティングのネット発注システムまかせてくんのPR」ということでしたが、まかせてくんとラジオCMの親和性がたいへん高いとコメントされていました。ああ、そうなんだと感心しました。さすが、プロのCMプランナーさんの視点、評価は参考になります。

また、このような暗いご時世でも、ラジオCMの力を信じて制作に励んでいるCMプランナーさんがいらっしゃるということも良く分かりました。

今後、山梨県内では、中澤さんの作品が、実際のラジオCMとしてYBSラジオからどんどん流れるようです。どうか、みなさん、注目して視聴してくださいね。

YBSの1ミニッツストーリーCMアワードのサイトでもご視聴いただけるようです。

https://www.ybs.jp/radio/1minute_cm/

今後とも、まかせてグループのラジオCMをよろしくお願い申し上げます。

 

2024

03.05

最近、久しぶりに飛行機に乗って、沖縄に行ってきました。

新型コロナウィルスの影響で、空港も飛行機もホテルもガラガラでした。あれほどいた中国の団体客も皆無です。日本人もビジネス客、観光客もかなり少なくなっていました。

①セントレア空港はお昼時もこんな感じでした。

そんなセントレアで見つけました。セントレアのセンターを飾っていたのは・・・

信州飯田の宣伝コーナーでした。そうです、飯田は、水引の産地なんです。

「水引き」って、なんだか分かりますか?のし袋についている、あの紙を丸めた糸のようなものを何本か束ねて形をつくる装飾品です。のし袋の需要がなくなり、結婚に際して行う結納品の需要がなくなり、主婦に人気の内職仕事も中国の安い人件費にとられたため、日本の水引き産業は、長らく斜陽産業といわれてきました。しかし、どっこい、日本最大の産地、信州飯田では、水引は工芸品、アート作品として生き延びていました。

 

 

どうですか?これ、すごい芸術品ですね。数少なくなった水引細工の職人さんが手間暇かけて作ったものです。

残念なことに歩いている人が少なく、ちょっと寂しいブースになっていましたが、こんな時だからこそ、新たな発見や出会いを見つけに、外出してみましょう。大人数の人込みを避ければ、ゆっくりといろんなものを見てまわることができます。

はい、当社の本社は、信州飯田にあります。念のため。

 

②沖縄那覇空港につきました。空港内もこんな感じでした。

いつもより、人は少ないのですが、まだ活気はありました。中国語で話す人もちらりほらりいました。後に乗ったタクシーの運転手が言っていました。「今、沖縄で中国語を話すひとがいたら、それは台湾人だよ。中国本土からはほとんど観光客、ビジネス客はいないよ。」ということでした。

休日に、首里城へ行ってきました。守礼の門は健在でした。観光客もいました。

どきどきしながら、いくつかの門をくぐりました。

その向こうにみえた風景は・・・・

 

無残な瓦礫の山でした。昨年10月の出来事でしたが、まだ瓦礫の撤去は終わっていません。

観光客もここでは、なぜか無言になってしまっていました。これから長~い、長~い、再建の道が続くことになることでしょう。しかし、沖縄の皆さんの精神的なよりどころだった首里城は、この丘にきっとよみがえることでしょう。

 

琉球王国の歴史、ビジネスの存続、時代の大きな流れ、群衆心理、アメリカ文化、そのようなことをいろいろと考えさせられた出張でした。

決して観光旅行ではありません、念のため。

 

 

 

 

 

 

2024

02.13

ブログ上で当社社員より、するどい意見をいただきました。当社の給与体系はどうなっているのか?気になるところですね。社長として、会社を立ち上げた時の想いが少しは残っていると思いますので、きちんとこの場で説明したいと思います。

当社の社員(正社員、パート社員)の報酬には、つぎの3つがあります。

①月給

②ゴールインボーナス(GIB)

③決算賞与

です。したがって、当社社員の年収は、①+②+③の合計値ということになります。仕事を探すときにハローワークへいって報酬のところを目を皿のようにしてみても、その会社の給与体系はよく分からないと思います。きちんと面接して、社長かできれば役員、総務部長のようなひとに質問してみるのが良いでしょう。その時にきちんと真摯に応えてくれるか、それともうまく丸め込められるかによって会社への評価が変わると思います。当社は前者のように真摯にお応えできる会社でありたいと考えています。

まず①月給について、

これは、従業員の生活給ともいえるものでして、日本で生きていくための生活を保障するものです。年に一度、昇給があります。会社存続の危機のようなよっぼどのことがない限り、下がることはありません。(個別になにか不祥事などがあれば、就業規則に基づいて減給になる場合はあります)この生活給があるために、従業員は安心して家庭生活を営み、将来の不安を無くすことができます。手当としては、残業手当、住宅手当、出張手当などがあります。雇用保険、労災保険、健康保険組合(協会けんぽ)、厚生年金への加入ももちろんしております。

つぎに②GIBです。

これは、リクルートの創業者江副浩正氏が発案した、社員への短期評価制度のことです。個人およびチームごとに3ケ月ごとに目標を設定し、その結果によって報奨金を現金で支給するものです。会議などの公の場で、現金でもらえます。(今後、振り込みに以降する可能性はあります)きちんとこの制度が機能するためには、目標設定と評価額が事前に全社にオープンになっていないといけません。社員も自分の目標および会社からの期待がなにであるかが、はっきりするので、やることに迷いがなくなります。3ケ月ごとということは年に4回評価されることになります。多い人だと1回に15万円ほどもらう人もいます。その反対に0円の人もいます。

さいごに③決算賞与です。

会社の会計年度の区切りである決算が年に一度あります。その際、ある一定数以上の利益が見込める際に、社員へは決算賞与が支給されます。当社の場合は、決算は3月になります。これは、現在の役職や仕事内容にかかわらず、勤続年数のみで支給額が決まります。つまり、勤続年数が長ければ長いほどいただく金額も高くなります。しかし、赤字や黒字が少ないときは、支給されません。つまり、勤続年数が長くなればなるほど、決算賞与がないときも耐え忍んで働いてくれたわけなので、大黒字でもらえるときには、その分、多くなるということです。また、赤字の部署の所属であっても、会社全体が大黒字になったらもらえるわけです。当社社員がワンチームとなって、会社の収益を意識してもらうことにもなります。

 

以上からすると、自分の年収を増やすには、①月給が増える、②GIBをたくさんもらう、③決算賞与をたくさんもらう の3つのどれかまたはその組み合わせになります。個人の日々の仕事で分かりやすいのは、②GIBではないでしょうか?

ともかく社員の年収は、①+②+③ということを理解いただければと思います。

ちょっと、ブログで紹介するようなことではないかも知れませんが、当社社員の皆さんは覚えておいてください。また、当社への就職を希望される方も知っておいていただければと思います。

いいかな、清水くん。

 

 

 

 

2024

01.30

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

区切りのよい、またおさまりのよい2020年の新年をどのようにお過ごしでしょうか?年末からの話題は、元日産社長カルロス・ゴーン被告の海外逃亡劇でした。新年からは箱根駅伝、新型コロナウィルスの感染、などと大きなニュースが連日にぎわっています。この冬は、記録的な暖冬となる兆しで、野菜が早く育ちすぎて値崩れが起きているという現象も現れています。

(今年からの10年日誌も、猛ダッシュで書き込んでおります)

当社も今年は、いろいろな意味で激動の一年になりそうです。

成功は、その準備を整えたところに降りてくる(パスツール)・・・のだそうです。

先々に起こることを予想して準備を欠かさずに備えれば、どんな荒波にも呑み込まれることはありません。

エイエイ、オー!気合を入れて頑張っていきましょう。

大相撲初場所で、前頭十七枚目・徳勝龍が、14勝1敗で優勝しました。優勝インタビューで、アナウンサーから「館内からもこれからだという声がかかりました。これから34歳になる年齢です。」と聞かれて、「もう33歳じゃなくて、まだ33歳だと思って頑張ります。」と答えていました。

それに倣(なら)ってあいさつをすると、今年も、あと11ケ月を残すのみとなりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

2024

12.30

当社㈲ペーパー・シャワーズは、ミレニアムの年2000年1月に法人登記されました。

そして、代表取締役という役職(一般的には社長)を名乗るようになりました。そのとき、私は考えました。

私はそれまで、いろんなことに手を出しては熱中し、飽きてしまうとポイと投げてしまうような人生だったんです。でも折角人生で初の会社を設立したのだから、なにか続けることをしたいな・・・と。何だったら続けることができるのだろうか?と考えながら、近くの本屋さんへヒントを探しに行きました。

 

そこで、10年日記に出会いました。

 

よし、10年間、日記を書くことにチャレンジしよう。その時に購入した10年日記がこれです。

←箱形のケースに横から入れる形式のもの

重厚な装丁がされており、2000年1月1日から2009年12月31日まで日記をつけるように努力しました。ちなみに、会社設立記念日の1月12日のページをひらくとこんな感じです。

1月12日のページには、2000年、2001年、2002年・・・2009年と1年に4行づつ日記をつけることができます。4行ですから、気楽にその日にあったことを記入できます。備忘録のようなものです。去年(2年前、3年前・・・10年前)の同じ日はどんなことをしていたかが分かります。自分の成長の記録のようなものです。

2009年の12月に、次の10年日記を買いました。これです。

←重箱のように箱型のケースに入れるタイプ

時々、読み返してその時代を思い出しながら、感慨にふけっています。いつでも、10年前、20年前の自分に会いにいくこともできます。人の名前がでてきても、誰だったか顔も思い出せないような人も登場します。でも、そのころは日記に登場するような関係だったんでしょうね。

 

その日記がついに12月でいっぱいになりました。

 

それでわくわくしながら本屋に行き、次なる2020年~2029年まで記入できる10年日記を購入してきました。これです。

 

←これも重箱のように箱型のケースに入れるタイプ

重厚な落ち着いた装丁で、5500円しましたが、これからの10年お世話になると思ったら安いものです。

 

よく、続いたものだなぁ。日記も会社も。

 

さて、2020年の1月1日には、なんと書こうか。どんな未来が待っているのか、今からわくわく楽しみです。2029年の12月31日まで日記を埋めることができるかも、乞ご期待。

(3冊すべて埋まれば、私の30年の記録になります)

 

 

 

2024

12.23

いつのころからでしょうか?この街のこの角を通るときにショーウィンドウの中のディスプレイが気になるようになっていました。1年をとおして、定点観測してみました。

これは今年の1月のころのディスプレイ!

 

制服姿のマネキンが、おおきなパンダのかぶりものをしてます。となりは、スキーをしているところでしょうか?

春ごろにみたら、お雛様が飾ってありました。こんな感じのウィンドウになっていました。かなり本格的にディスプレイを考えているようでした。

多分、夏や秋もディスプレイが変わっていたはずです。(残念ながら写真はありませんが・・・)

最近、12月になってこの街かどを通ったら・・・やはり、期待を裏切りません。

 

クリスマス一色に模様替えしていました。

本気でディスプレイを楽しんでいる店員さんがいるお店なんでしょうね。

さて、クエスチョン。

 

このお店はなんのお店でしょうか?

 

 

 

 

 

 

なんのお店でしょうか?

 

 

 

 

正解は、自衛隊広報センターでした。お店の全体像はこんな感じです。

よくよくディスプレイを見てみると、自衛隊の制服や装備、災害救助のときの写真などもありました。偵察バイクなんてかっこいいですね。戦闘服試着、写真撮影できます。とPRしています。

 

台風19号では、長野県は大変お世話になりました。いざという時に助けてくれる自衛隊がますます身近になりました。このような仕事にあこがれて入隊する若者も多いでしょう。もちろん、このディスプレイも一役たっていることでしょう。ちなみに、自衛隊員は国家公務員の身分になります。実は、ポスティング業界でも自衛隊出身の社長さんが何人かいらっしゃいます。

 

 

街の定点観測は面白いですね。

この街のこの辺りを通るときには、かならず見てしまう。当社の事務所もそんな気になる会社になりたいものです。それは、ディスプレイなのか、人の出入りなのか、その場の空気感なのか、ともかく常に人から見られていて、気にされる存在になることから始めましょう。

 

2019年のクリスマスです。メリークリスマス!!皆さんのところにもサンタクロースが来ますように。サンタさん、偵察バイク必要ですか?

2024

12.05

この1年の間に、何回か行列に並びました。私は、基本的に行列ができているところを避けて、一人全然違う方向に向かって歩いて行ってしまうタイプです。したがって、行列に並ぶ状況になることは、極力避けてしまいます。が、そうも言っていられない経験をしました。

 

これは、東京は、山手線の新大久保駅近くのお店です。いまや第二の原宿と呼ばれているようです。韓流の食べ物や、歌やダンスを紹介するCDショップなどが軒を連ねています。路地裏のこの一角では、タピオカやタッカルビなどを使ったデザートを提供していました。若い女性が、行列を作って注文し、その後、路上でたむろして食べている光景は、地方ではまず観ることはできません。

 

私も、思い切って並ぼうと思いましたが、やめました。

↓夜になるとこんな感じです。日韓関係の冷え込みもこの街には関係がないようです。近くの住宅展示場で経営者の会議があり、この街を歩くことになったのですが、若者ばかりのエネルギッシュな街でした。

 

 

つぎは、横浜の中華街の朝8時の風景。親族の結婚式で泊まったホテルの朝食バイキングには、目も触れずに中華街へやってきました。朝の中華街といえば、・・・・・朝粥のお店です。シトシトと雨が降っていましたが、3連休ということもあり、すごい行列ができていました。

 

これだけ並んでも、体がお粥でぽっかぽっかになって、大満足でした。1時間待ったかいがありました。遠方より結婚式に出席されたお客様をお連れしたところ、大変、喜んでもらいました。

 

次は、すご~い長い行列でした。まずはその写真から・・・・

 

まず、ゲートを通るために1時間以上並びました。警察官もたくさんいました。それでも、みんな文句も言わずおとなしく順番に並んでいました。

やっと入れたエリアでも2時間ずっと立ちっぱなしで待ちました。自分ながら、よく気が長くなったなと思いました。

ついに待ったかいがありました。ほんの数秒間の出来事でした。高貴な方が、トヨタセンチェリー特別仕様車に乗って手を振ってくれました。近くの方が、「わたし、雅子様と目が合ったわよ、やったぁうれしい!」と言っていました。皆さん、満足そうに帰っていきました。本当に一瞬のできごとでした。

 

年をとるにしたがい、特別な一瞬のために、待つことが苦にならないようになりました。

㈲ペーパー・シャワーズとそこで働く皆さんに、新しい令和の世にいいことがありますように。

 

 

2024

11.20

最近は、将来への不安を掻き立てるようなニュースが多くなりました。特に、若者が老後や親の介護のことばかりを考えて、将来に希望を持てないようでは困ります。若者が明るい未来を語るような社会にしていかなければと感じるこのごろです。

 

私は、産まれて初めて「東京モーターショー」へ行ってきました。ここには、くるまにあまり興味がない人でも、明るい未来を実感できます。東京ビッグサイトとその周辺で2年に一度開催だそうです。

↓かっこいい未来のトラックもありました。こんなトラックの運転手になりた~い。

↓自動運転の未来のコンセプトカーです。移動中にミーティングができそうです。

↓もちろん、ポスティングに適したミニカーやキックボード流移動手段もありました。こんな移動手段があれば、ポスティングの未来も希望が持てそうですね。エネルギー源は、電気が主流です。

↓ドローンで飛びながらポスティングという時代がくるかも知れません。

↓今回初めての試みとして、キッザニアと提携して、子供がくるま関連の仕事を体験することができるブースがたくさんあり、にぎわっていました。子供のうちにこのように興味を持ってもらう試みはいいですね。日本ポスティング協同組合もキッザニアに出店できる日がくるといいですね。

ここには、確実に明るい未来がありました。若者もおじさんもにこにこしています。未来に希望をもつとやる気が湧いてきました。

 

 

11月の同じ週に、こんどは、地元飯田市で「丘のまちフェスティバル」というイベントがありました。東京モーターショーにも劣らない人出と賑わいでした。様々なくるま、痛車も全国から集まっていました。

↓なんと飯田市の公用車にも痛車があるのです。こんなくるまに市の職員が乗っている地方自治体はほかにないでしょうね。飯田市も全面協賛しているイベントです。

↓どうですか?東京モーターショーとそん色ないというか、地方都市の飯田もすごい活力がある町だということがわかりました。フィギィア、コスプレ、アニメ、声優ファンや痛車ファンが全国からサブカルチャーの聖地!、飯田に集結していることが分かりました。すごい集客でした。

 

2つのイベントに参加したことで、落ち込んだ気持ちを上向かせることができました。皆さんも、落ち込んだときには、いつもは、行かないイベントに思い切って参加して気分転換しましょう。

2024

10.26

台風19号による甚大な被害が東日本の広範囲におよんでから約2週間がたちました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。いまだ多くの方々が、避難生活を余儀なくされています。早く、日常生活に戻れますようにお祈り申し上げます。

この間、当社本社および各事務所へ各地よりお気遣いのお電話・メールなどを多数頂戴いたしました。誠にありがとうございました。まかせて長野・上田・佐久とも、通常どおりの営業ができるようになりました。先日、被災地をまわってきましたので、ご報告いたします。

①千曲川にかかる上田電鉄別所線の鉄橋崩落現場(上田市)

ごらんのとおり、赤い鉄橋が崩落したままです。朝早くから河原には、重機が何台も出て、復旧活動をしていましたが、この赤い鉄橋は、手付かず状態です。

 

よく見ると、この赤い橋をみて、ぼっとしている人をここかしこで見かけました。上田市民の方々にとって、象徴ともいえる上田別所線の千曲川にかかる赤い橋が崩落したのは、かなりショックだったということが良く分かりました。なんとも言えない喪失感が感じられました。

 

実は、当社まかせて上田の事務所は、この千曲川沿いの堤防沿いにありました。2001年から2007年ころの話です。

↑この写真の左の白い建物が、以前のまかせて上田の事務所でした。私が最初に上田に来て開いた事務所でした。いつも、千曲川や別所線の赤い鉄橋を見ていたことを思い出しました。当たり前の風景でした。それが、今では当たり前でなくなりました。上田別所線は、全線開通のめどはたたず、バスによる代行輸送になっています。

②千曲川堤防決壊による水害地帯(長野市穂保地区)

テレビニュースで繰り返し放送された千曲川堤防決壊の映像が頭を離れません。2011年の東日本大震災の大津波が海岸添いの堤防から打ち寄せる映像とそっくりでびっくりしました。長野県は、津波はこないから大丈夫なんて思っていましたが、千曲川の堤防が決壊するとこんなことになるとは・・・・。

長野市穂保地区です。長野市中心部とは別世界になります。国道沿いのお店や事務所は、社員やボランティアの人たちがたくさんでて泥かき、災害ごみの片付けを行っていました。細かな土埃がいっぱい飛んでいました。

国道から農村地帯に入ると、一面に広がる、りんご畑は、壊滅的な被害です。このあたりは、水深3mを超えていた地域です。

 

千曲川堤防決壊場所の近くの公園には、災害ごみが山と積まれていました。

こちらの地域は、まだまだ復旧の道は長いみちのりになると思われます。住宅の被害も甚大でした。

③交通と物流の状況

10月19日(土)には、土砂崩落で通行止めになっていた中央道の大月から相模湖の間が開通しました。おかげで、山梨県・長野県からの東京方面の高速バスの運行が再開されました。25日(金)には、北陸新幹線が東京から金沢まで全線が開通しました。28日(月)には、松本から新宿を結ぶ中央本線の特急あずさが運転再開する予定です。やっと交通と物流の大動脈がすべてつながります。

滞っていた物流も、徐々に解消されてきています。日常生活には、困らない状況です。

 

10月26日現在、台風21号の影響による大雨で、千葉県や茨城県、福島県、宮城県などでは、再度大きな被害がでております。台風19号の被災地にも水害の2次災害が危惧されています。皆様のところでも、十分気を付けてお過ごしください。

2024

10.14

10月12日(土)~13日(日)にかけて巨大台風19号が関東から東北を縦断しました。そして、大きな被害を列島各地に残していきました。

【長野県】ニュースでもご覧になられた方も多かったと思いますが、長野県佐久市→東御市→上田市→千曲市→長野市と流れている一級河川千曲川とその支流が各所で決壊、氾濫しました。当社では、ポスティング業の事務所として、まかせて佐久、まかせて上田、まかせて長野と3か所の事務所と配布エリアが千曲川沿に立地しております。

14日現在の被害状況ですが・・・

・当社社員、配布員、に人的な被害は今のところありません。しかし、床上浸水、床下浸水などの

 可能性があり避難指示、避難勧告を受け、地域の避難場所や親族の家に避難して1晩過ごした人

 が数人いました。

・当社事務所に家屋被害はありません。お客様からお預かりしているチラシにも、被害は確認され

 ておりません。

・現在、詳しい被害状況の把握に努めております。停電や断水が起きている地域もありますが、こ

 れらが長期にわたる可能性もあります。

(※ニュースでたびたび取り上げられている長野市穂保地域は、当社の配布エリアになっては、おりません)

 

【福島県】福島県には、FC店舗として、まかせて郡山、およびまかせて白河があります。こちらも阿武隈川とその支流の氾濫が広範囲にわたりました。一部配布エリアが浸水する被害がでましたが、おおきな被害は確認されておりません。10月15日からは、通常業務に入れる予定です。

皆様の地域でも被害があわれた方もいらっしゃったと思います。どうぞ、お互いに力を合わせて元の生活、元のビジネスに戻れるように頑張っていきましょう。ご心配いただきありがとうございます。

2019年10月14日(月)

                           有限会社ペーパー・シャワーズ

                               代表取締役 村松昭文

ページ上部へ戻る

お電話でのお問い合わせ